【D&D】『赤い手は滅びのしるし』11・10日目 黒沼~レストの廃墟
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翌朝、わたしはみんなに、昨日の晩見たものをできるだけ見たままに伝えました。
「それ、竜じゃね?」
「うむ、またしても竜か。しかも背中に何者かを乗せられるほどの大きさ、と」
サンダースの表情が曇ります。確かに、何かが背中に乗るならば、それは馬ほどの大きさの竜だということになり、即ち、かなりの強敵であることを意味します。
おそらくは、死人が出るほどの。
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翌朝、わたしはみんなに、昨日の晩見たものをできるだけ見たままに伝えました。
「それ、竜じゃね?」
「うむ、またしても竜か。しかも背中に何者かを乗せられるほどの大きさ、と」
サンダースの表情が曇ります。確かに、何かが背中に乗るならば、それは馬ほどの大きさの竜だということになり、即ち、かなりの強敵であることを意味します。
おそらくは、死人が出るほどの。
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7日目。単調と思われた森の風景にも、ひとつだけ奇妙な点がありました。
獣の声が極端に少ないのです。森が痩せている、のではありません。人の手の入らない"魔女の森"は、むしろ、豊かな植生を持っており、したがって、動物たちが伸びやかに暮らす楽園、であるはずでした。
本来は。
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「……行ってしまった」
ウィストンは、"魔女の森"へと向かう、小さく遠くなってゆく一行の背中を、しばらく見つめていた。
「なあに、案外ほんとうに通り抜けるかもしれませんよ?そして街道封鎖を解いてくれるかも」
ソラナの声は明るいが、その目にはやはり心配の色が浮かんでいる。
「信じましょう。彼らならやってくれるかもしれない、と」
ティヤニがソラナの肩に手をおいた。
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